孝道山宝蔵大黒天

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宝蔵大黒天

 孝道山の大黒天は「孝道山宝蔵大黒天」といい、親しみを込めて「大黒さま」と呼ばれています。右手に打ち出の小づちを持ち、左肩に大きな袋を担ぎ、米俵の上に乗った姿をしています。

由来

 大黒天信仰の発祥地とされる比叡山にあったお寺、南光坊なんこうぼうにまつられていたとされます。徳川家康の側近でもあった天海てんかい大僧正だいそうじょうのお寺です。
 1956年(昭和31年)に比叡山から孝道山にお迎えしました。比叡山の高僧の夢枕に大黒天が立ち、「横浜の孝道山へ連れて行ってほしい」と告げられたとされます。
 孝道山宝蔵大黒天と命名され、以来、霊験れいげんあらたかな福の神として、お詣りする人々に福徳の力を授けています。

大黒堂

 宝蔵大黒天をまつる大黒堂は本堂の隣にあります。ここから晴天の日には富士山が望めます。朱色の八角形で、信仰心のあつい多くの人の喜捨きしゃにより1990年(平成2年)に落慶しました。

ご利益

 大黒天とご縁を結ぶことで福徳(功徳)を頂けます。ご祈願などお参りをするときは、大黒さまのご真言「オン マカ キャラヤ ソワカ」とお唱えします。

大黒堂は毎日8時から16時まで開いており、どなたでも参拝できます。

甲子こうし法要ほうよう

 60日ごとに訪れる大黒天の縁日、甲子きのえねの日は物事の始まりの日と重んじられ、吉日とされます。甲子の日には大黒堂で、災いを福に、苦しみを安穏に転ずることを願い、甲子法要を営みます。
ご祈願は、法要当日の30分前まで札所ふだしょで受け付けています。
冥加料(奉納する金額):一祈願500円